すべての原発今すぐなくそう!(nazen)山陰

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段階的脱原発論は完全に間違っているPART2!!

自民党政権は、「原子力に依存しなくてもよい経済・社会構造の確立を目指す」としながら、「原発の再稼働については、原子力規制委員会の専門的判断に従い、すべての原発について3年以内に結論をだす」としています。与党である公明党は、「原発の新規着工は認めず、1年でも早い原発ゼロ社会を実現する。」としながら、「原発再稼働は国民が納得・信頼できる確かな安全基準が出るまで許さない」としています。
これらの与党にしても、野党の大多数にしても、エネルギー政策の内容や表現の違いはあっても、将来的な脱原発依存を主張しています。いわゆる段階的脱原発論に基づく政策です。段階的脱原発を掲げて、その間の原発稼働の判断や責任を原子力規制委員会や新たな安全基準に従うことの危険性について、私見を先週述べました。段階的脱原発論の誤りについて、核開発の観点から展開します。 原発は大量破壊兵器の極致である核の民生利用であり、原発が核と共に地球上に存在することはそもそも許されることではありません。福島では、甲状腺がんなどの被害状況がすでに報告されています。今後がんや白血病だけでなく、染色体異常などの遺伝子レベルの疾患も多発するのではないかと大変懸念されます。原発も核も広大な地域に被害を及ぼすだけでなく、時間をまたいで次の世代にも害をもたらす悪魔の発明品です。
日本の原発政策は、核保有の潜在能力を確保することと密接に連携してきました。かつて国会で、憲法と核保有の関係を問われ「自衛のための必要最小限度を越えない実力を保有することは、憲法9条第2項によっても禁止されておらず、核兵器であると通常兵器であるとを問わず、これを保有することは同項の禁ずるところではない」と内閣法制局長官は答弁しています。さらに、「非核三原則で核の保有は禁じられているが、このことと核兵器保有に関する憲法9条の法的解釈とは全く別の問題である」とも答弁し、これらの解釈が現在も政府見解として生きています。つまり、核兵器の保有は憲法上問題ないから、後は政治家の政策次第でどうとでもなると言っているわけです。 「核不拡散条約(NPT)や日米原子力協定などに反して日本が核兵器を保有すれば国際的な非難を浴び、国際機関による経済制裁をかけられたりする。そうなれば、貿易立国である日本は生存できない」などと言われながら、それでも日本が核武装したり、核保有の潜在的なポテンシャルを維持することの重要性を訴え
る政治家は枚挙に暇がありません。
これまで核保有に言及した政治家は与野党を問わず多数います。北朝鮮の核開発が鮮明になって以来、声高に公然と核保有の必要性を説く者が目立つようになりました。影響力のある政治家が、核保有の潜在能力と原発稼働の必要性を関連付けて堂々と表明したりしています。自民党の石破茂幹事長は「原発をなくしてはいけない。なぜなら、どの国も原子力政策と核政策はセットになっている。日本は核を持つべきだと思っていないが、核を作ろうと思えば作れるというメッセージは、周辺国への抑止力になる。」と民放テレビのニュース番組で最近発言しています。
段階的に脱原発依存を図りながら、その間原発稼働を容認することは、核関連技術の維持向上に猶予を与えることです。たとえ過渡的な措置であっても、原発を稼働させ、核燃料サイクルを維持し、核の技術的潜在力を保持させる時間を一時でも持たせてはなりません。原発は段階的ではなく、今すぐに停止・廃炉にすべきです。

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by nazensanin | 2013-03-28 20:07

段階的脱原発論は完全に間違っている!!

民主党が政権に就いていたころは、脱原発依存を表明し、「2030年代までの原発ゼロ」を原発政策の柱としていました。原発推進を鮮明にしている自民党政権も、将来的な脱原発を否定してはいません。マスメディアも、論調の違いはあっても近い将来での脱原発を主張しています。
そして、多くの政党やマスメディアは、脱原発に至る過程での原発を過渡的エネルギー源として、その稼働を主張しています。こうした、いわゆる「段階的脱原発論」を訴える風潮が、自民党の政権復帰後かなり広範囲に見受けられるようになりました。
しかし、段階的脱原発論は大きな誤りを内包しています。原発稼働に際して、原子力規制委員会や新たな安全基準に対して全く無批判的なスタンスをとっています。明日にでも原発を襲う巨大地震が発生する可能性がありますが、こうした地震の予知は不可能で、段階的脱原発を許さないほど地震の脅威が緊迫化しています。核燃料サイクルを維持し、核開発に時間的猶予を与えることになります。 また、段階的脱原発論の主要な論拠になっているのは、「再生可能エネルギーが普及するまでは原発を稼働させる。そうでないと、電力が不足し、電気料金が上がり産業が痛手を被る」といった点です。しかし、原発が停止して、火力発電の依存度が高まって燃料費が上がるのは、電力会社や国の無策に原因があります。再稼働を前提とせず全廃すると決めれば、莫大な維持管理がなくなり、電気料金は上がらないし、場合によっては低下するとの試算もあります。このように、段階的脱原発論には、様々な誤りがあります。これから、脱原発に至る過程で、原子力規制委員会や新安全基準に依存して原
発を稼働させる危険性をさらに考えていきます。
民主党政権は、「原発新増設は認めない、原発の40年運転を原則とする」とした政策に基づき、2030年代に原発ゼロを目指すとしていました。そして、原子力規制委員会を設置し、再稼働は新たな安全基準に従うとしていました。野党となった現在もこの政策を引き継いでいます。
自民党は、「原子力に依存しなくてもよい経済・社会構造の確立を目指す」とし、「原発の再稼働の可否については、原子力規制委員会の専門的判断に従い、すべての原発について3年以内に結論をだす」との短期的な政策を政権公約としていました。政権を奪取してからは、2030年代の原発ゼロを白紙に戻しすとして、原発の新増設や核燃料サイクル政策維持などにも言及しています。
このように、前民主党政権も、現自民党政権も、政策内容や表現の違いはあっても、将来的な脱原発依存を打ち出しています。その他の政党もこうした政策、いわゆる段階的脱原発の政策を掲げるところが大多数を占めています。
そしてこれを実現するために、再生可能エネルギーの供給率を上げるとしています。一方原発再稼働については、新安全基準に準拠した原子力規制委員会の判断を重視し、「安全」だとされる原発は稼働させるとした政策を、与野党問わず大多数の政党が採用しています。
原発依存度を下げ、段階的に脱原発を目指すとする政策や考え方は、その間の原発稼働の可否については、新安全基準や原子力規制委員会の判断に依存しています。新安全基準や原子力規制委員会の判断を正当で誤りがないものとしてとらえ、原発稼働の責任をこれらに丸投げするということです。
原子力規制委員会が策定しつつある新安全基準(骨子)は、福島原発事故の徹底した検証が行われていません。そのため、根本的耐震基準強化が設計段階の指針として反映されていません。また、原発の立地要件を定める立地指針に相当する具体的な記載が全くありません。日本の原子力発電所は、複数の原子炉が集中立地していて、福島のように連鎖的に過酷事故が発生して壊滅的被害を及ぼす恐れがありますが、こうした立地指針の欠陥に言及した箇所は全くありません。さらに、新安全基準を検討する専門家チームには、電力会社などから多額の寄付や献金を受け、利益相反行為に抵触しているメンバーが多数存在しています。
原発を過渡的エネルギー源と位置付けて原発依存度を漸次低下させていく場合、その過程での原発稼働は、こうした安全基準に基づいて「安全」が管理されることになります。欠陥と抜け穴に満ち溢れた新安全基準は、原発稼働を権威づける新たな「安全神話」を生むことになり、過酷事故などに全く対応できません。過渡的、あるいは短期的な稼働であっても、原発の再稼働や新規稼働は非常に危険です。

島根原発3号機訴訟の原告とサポーターを今月末まで募集しています。以下のホームページで必要な情報を得ることができます。
http://sayonara.daynight.jp/shimanegenpatsu/3goro
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by nazensanin | 2013-03-21 23:39

「3・11反原発 福島行動 '13」に大結集!!

3月11日福島に行ってきました。前日15度を越えた最高気温は、3月11日には5度程度まで下がり、日陰には雪がうっすらと残っていました。晴れ間の多い天気でしたが、2年前の3月11日を思い出させるような気温だということでした。
JR福島駅前やその周辺には、その日が3月11日だと知らせたり、感じさせたりするイベントなどは全くありませんでした。太平洋沿岸部の浜通りは津波被害を受けています。多数の被害者に対する哀悼の感情は、市民一人一人の胸の内にあるということでしょう。また当たり前のことですが、福島では原発の停止と廃炉を求める声が圧倒的多数です。ともかく、駅周辺には3・11を想起させるようなものはなく、一見穏やかな日常風景が展開されていました。
反原発を闘う多くの人々が、福島県教育会館に続々と集まってきました。集会が始まる頃には会場は1350名の参加者で埋まり、壇上や通路にも人が溢れました。1350名の熱気に包まれて集会が始まりました。
集会では、「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」の佐藤幸子さんや椎名千恵子さんの発言がありました。「2年経っても、福島の厳しい過酷な現状は一切変わらない。それどころか、ますます悪化してきている。」と福島の置かれた現状報告がありました。被曝検査などの地域医療に取り組む「ふくしま共同診療所」建設に尽力してきた佐藤幸子さんは、「正当な医療を求める福島県民のために、さらに充実した本格的な診療所建設に向けて努力する」との力強い発言がありました。
福島県浪江町にある希望の牧場代表である吉沢正巳さんは、「放射能拡散シュミレーションのスピーディーは全く避難に利用されずに、我々は放射能が拡散していく方向に避難した。牛や土地を奪われた農民や酪農家に対して、国や福島県は何の責任も取ろうとしない。」と強い怒りを込めて訴えかけました。 被曝労働を強いられる国労郡山工場支部の労働者などの報告に続いて、福島大学学生や高校生が大きな拍手を受けて登壇しました。高校生は「3・11以前は原発に全く関心はなくて、福島県に原発があることすら知らなかった。原発のことについて知るようになって、どれ程危険なものか分かるようになった。今は、福島駅前で行われる金曜日行動にも参加している。」との話がありました。地震発生時間には、全員で犠牲者に対して黙祷を捧げました。
集会後、福島県庁を経由して福島駅までデモ行進しました。全国各地で活動するNAZEN・労組・学校・市民団体などが旗や幟をたなびかせ、様々な反原発プラカードを手にして行進しました。途中の県庁では、酪農家吉沢さんの福島県を糾弾する声が響き渡るなか、県の無策を弾劾するシュプレヒコールをあげました。
福島駅前では市民の拍手を受けながら、総括集会を行いました。あくまで3・11にこだわり、福島を反原発の発信地として、今後も集会を継続していくことを誓いあいました。 島根原発3号機訴訟原告とサポーターを3月末まで募集しています。応募をお待ちしています。以下のホームページで情報を得ることができます。(sayonara.daynight.jp/shimanegenpatsu/3goro)

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by nazensanin | 2013-03-14 22:36

「さよなら島根原発 未来のために」集会とデモ

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3月3日、「さよなら島根原発 未来のために」をテーマにした集会とデモが行われました。Nazen山陰が参加する「さよなら島根原発ネットワーク」が主催して、松江市のくにびきメッセ国際会議場で開催されました。約400名の参加者が、島根県や鳥取県から結集しました。子どもたちを同伴した家族連れ、20才代の若者から高齢者まで、様々な年齢層、様々な生活基盤の市民が多数集まってきました。この集会のメインは、「3・3反原発福島行動'13」の呼びかけ人で、福島県飯舘村の酪農家である長谷川健一さんの講演でした。長谷川さんがマスメディアに露出する機会はほとんどありませんので、長谷川さんの存在を知り、長谷川さんの講演を目の当たりにするのは、多くの人にとって初めてであったようです。しかし、福島の風土の色や香りを漂わせたような長谷川さんの語り口が、参加者の注目を一点に集めるのに長くはかかりませんでした。
「飯舘村の放射線量はまだまだ桁違いに高い。線量を記録するモニタリングポストの真下と周囲だけは多少下がっているが、そこから数メートル離れただけで、線量計の数値はかなり上がる。国や福島県は、このモニタリングポストの数値をもとにして、除染作業や帰還計画などを立案している。とんでもない話だ。」
自然と生き物を相手にしてきた酪農家である長谷川さんにとっては、我が身を切られるほど辛い話もされました。「原発さえなければ」と書き置きして旧知の酪農家が自ら命を絶ったこと、搾乳した牛乳を廃棄せざるを得なかったこと、牛を殺処分しなければならない現実に直面した時の心境をなどについて怒りを込めて語られました。また、牛舎に放棄されて餓死した牛を野生化した豚が食い荒らした跡、牛を殺処分に出した後に頭を垂れて嘆き悲しむ酪農家の姿などをプロジェクターの映像で示しながら、「福島を風化させてはならない。絶対にならない。」と強調されました。
長谷川健一さんの講演は、文字通り魂が揺さぶられるような話の連続でした。酪農家にしか知り得ない、語り得ない真に迫った90分の講演でした。
集会後、長谷川健一さんを先頭にして、約2.5キロのデモを行いました。全員が反原発ゼッケンを着用し、様々なプラカードを掲げて松江市民に島根原発の廃炉などを訴えかけました。Nazen山陰のメンバーは、Nazenの幟と横断幕を手にして参加しました。
途中の中国電力島根支社前で、二度と再びフクシマの悲劇を繰り返させないことや島根原発の停止と廃炉を求める「集会アピール」を、デモ参加者の激しい抗議やシュプレヒコールのなか、長谷川さんたちが、中国電力島根支社幹部に叩きつけました。
Nazen山陰はこの集会に先だって、反原発と集会参加を訴えて、JR松江駅前で街宣を行いました。Nazen山陰の反原発ビラと「3・3反原発福島行動」ビラを配布し、Nazen署名も集めました。ビラ配布と署名集めは集会会場でも行い、多数の方にNazen署名をしていただきました。松江駅と集会会場での成果をトータルして、約110筆のNazen署名を獲得しました。
3月11日が迫ってきました。長谷川さんが訴えられた「フクシマを風化させてはいけない」という言葉を胸に抱きながら、「3・11反原発福島行動'13」を大結集で勝ち取りましょう!!
島根原発3号機訴訟の原告とサポーターを募集しています。必要な情報は、以下のホームページでご覧いただけます。応募をお待ちしています。
http://sayonara.daynight.jp/shimanegenpatsu/3goro

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by nazensanin | 2013-03-07 22:00

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