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すべての原発今すぐなくそう!(nazen)山陰

「3・11反原発 福島行動 '13」に大結集!!

3月11日福島に行ってきました。前日15度を越えた最高気温は、3月11日には5度程度まで下がり、日陰には雪がうっすらと残っていました。晴れ間の多い天気でしたが、2年前の3月11日を思い出させるような気温だということでした。
JR福島駅前やその周辺には、その日が3月11日だと知らせたり、感じさせたりするイベントなどは全くありませんでした。太平洋沿岸部の浜通りは津波被害を受けています。多数の被害者に対する哀悼の感情は、市民一人一人の胸の内にあるということでしょう。また当たり前のことですが、福島では原発の停止と廃炉を求める声が圧倒的多数です。ともかく、駅周辺には3・11を想起させるようなものはなく、一見穏やかな日常風景が展開されていました。
反原発を闘う多くの人々が、福島県教育会館に続々と集まってきました。集会が始まる頃には会場は1350名の参加者で埋まり、壇上や通路にも人が溢れました。1350名の熱気に包まれて集会が始まりました。
集会では、「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」の佐藤幸子さんや椎名千恵子さんの発言がありました。「2年経っても、福島の厳しい過酷な現状は一切変わらない。それどころか、ますます悪化してきている。」と福島の置かれた現状報告がありました。被曝検査などの地域医療に取り組む「ふくしま共同診療所」建設に尽力してきた佐藤幸子さんは、「正当な医療を求める福島県民のために、さらに充実した本格的な診療所建設に向けて努力する」との力強い発言がありました。
福島県浪江町にある希望の牧場代表である吉沢正巳さんは、「放射能拡散シュミレーションのスピーディーは全く避難に利用されずに、我々は放射能が拡散していく方向に避難した。牛や土地を奪われた農民や酪農家に対して、国や福島県は何の責任も取ろうとしない。」と強い怒りを込めて訴えかけました。 被曝労働を強いられる国労郡山工場支部の労働者などの報告に続いて、福島大学学生や高校生が大きな拍手を受けて登壇しました。高校生は「3・11以前は原発に全く関心はなくて、福島県に原発があることすら知らなかった。原発のことについて知るようになって、どれ程危険なものか分かるようになった。今は、福島駅前で行われる金曜日行動にも参加している。」との話がありました。地震発生時間には、全員で犠牲者に対して黙祷を捧げました。
集会後、福島県庁を経由して福島駅までデモ行進しました。全国各地で活動するNAZEN・労組・学校・市民団体などが旗や幟をたなびかせ、様々な反原発プラカードを手にして行進しました。途中の県庁では、酪農家吉沢さんの福島県を糾弾する声が響き渡るなか、県の無策を弾劾するシュプレヒコールをあげました。
福島駅前では市民の拍手を受けながら、総括集会を行いました。あくまで3・11にこだわり、福島を反原発の発信地として、今後も集会を継続していくことを誓いあいました。 島根原発3号機訴訟原告とサポーターを3月末まで募集しています。応募をお待ちしています。以下のホームページで情報を得ることができます。(sayonara.daynight.jp/shimanegenpatsu/3goro)

NAZEN山陰 福間
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by nazensanin | 2013-03-14 22:36

山陰で原発再稼働阻止・全原発の即時廃止をめざす! 米子市道笑町3-24-202 tel・fax 0859-22-9908 福間育朗 090-4576-1161 gr5536qu6e359dre23nd@docomo.ne.jp
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