すべての原発今すぐなくそう!(nazen)山陰

原発敷地や周辺には、未知の活断層が多数ある!

今月6日、「大地震を起こす活断層の大半は、地表に変化がないことが分かった」として、NHKニュースで報じられました。それによれば、過去90年間に国内の活断層で起きた大地震の80%余りは、地表では長大な段差などの大きな変化を伴わずに発生していたことが、専門家の分析で判明したということです。専門家は、地表からは確認されない活断層が潜んでいることを前提にした地震対策が必要だと言っています。
東北大学に在籍する遠山晋次教授は、過去90年間に国内の陸地にある活断層で発生したマグニチュード6.5以上の合わせて33回の地震で、断層の動きによる段差などの変化が地表にどの程度現れていたかを分析しました。それによれば、1995年に阪神・淡路大震災を起こしたマグニチュード7.3の兵庫県南部地震など、全体の18%に当たる6つの地震では、地震の規模や活断層に相当する長さの段差などが地表で確認されたということです。
一方、2008年に起きたマグニチュード7.2の岩手・宮城内陸地震など80%余りの地震では、段差などの変化が一部に止まったか、全く確認されなかったということです。地表の変化が小さかった多くの地震では、活断層の存在が事前に確認されていなかったそうです。遠山教授は、「地表から地下の活断層を推定するには限界があり、被害につながる活断層の80%程度は見過ごされている。活断層が確認されていない地域でも、安心はできない。活断層は、至るところに潜んでいる可能性があるとの認識が必要だ。」と指摘しています。
18年前の兵庫県南部地震では、二つの活断層がずれ動いて、地表に約17キロにわたって段差が現れました。断層の一つである「野島断層」は長さが約20キロあり、専門家の間では以前から存在が知られていました。しかし、活断層で起きる大地震でも、地表に明瞭な変化が現れないケースが多数あります。5年前に起きたマグニチュード7.2の岩手・宮城内陸地震では、震源地周辺の所々で数10センチ程度の小さな段差が見つかりましたが、連続していなかったということです。その後の掘削調査で、地下で地層が上下に約2メートルずれていたことが分かり、過去の地震でも繰り返しずれ動いていた活断層の存在が明らかになっています。
一方、9年前に起きたマグニチュード6.8の新潟県中越地震や6年前に起きたマグニチュード6.9の能登半島地震などでは、地震の後の調査でも顕著な変化は確認されていません。さらに、2011年の3・11から1か月後に福島で発生したマグニチュード7.0の地震では、小規模な2本の活断層に沿って地面が上下に最大2メートルずれていました。これらの活断層の存在は事前に確認されていたものの、大きな地震が起きると考えていた専門家はほとんどいませんでした。
2000年に起きたマグニチュード7.3の鳥取西部地震を私たちは体験していますが、これも未知の活断層によって発生しています。遠山教授の分析にあるように、大地震の80%以上は未知の活断層、あるいは危険性や緊迫性が認識されていない活断層で発生しています。しかも、これは陸上の地震に限ったことで、海底の活断層はごく一部を除いて、全くといって解明されていません。未知の活断層が無数に存在している可能性は、島根原発3号機運転差し止め訴訟の訴状でも、原告団が主張しています。島根原発の周辺には、30キロ以上にわたって横たわる宍道断層など多数の断層が密集していることが知られています。その他にも、島根半島沖や鳥取西部の沖合にも多数の断層が横たわっています。島根原発敷地内には破砕帯もないことになっていますが、未知の活断層がある可能性があります。
原発は、地震が直撃する可能性があるから危険だというわけではありません。核と同様に存在自体が悪であり、許されるものではありません。しかし、停止していても危険な原発が現実に存在しているわけですから、出来る限り危険性を低減させるためには、何としても再稼働を許してはなりません。
NAZEN 山陰 福間
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by nazensanin | 2013-10-10 22:03

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