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島根原発再稼働申請に断固抗議する!

先週お知らせいたしました通り、島根原発の再稼働にむけて、中国電力は手続きを開始しました。21日、中電の苅田社長が溝口島根県知事と松浦松江市長を訪問しました。そして、島根原発2号機(出力82万キロワット)の再稼働を目指し、原子力規制委員会への安全審査の年内申請に向け、事前了解の申し入れ書を県知事と市長に提出しました。中電は、島根原発から30キロ圏内の周辺自治体にも申請内容の概要を説明しています。中電は、立地自治体の了解を得て、年内にも安全審査の申請をしたいとしています。これに呼応するよに、県知事は「周辺自治体や議会などの意見を聞き、総合的に判断したい」としながら、年内に回答することを明言しています。松江市長も同様です。原子力規制委員会の安全審査は、あくまでも原発を稼働させるための、原発再稼働のための審査です。原発を停止させ、廃炉にするための審査では断じてありません。改めて、島根原発2号機再稼働に向けた安全審査申請に強い抗議の意志を表明します。
島根原発は、福島第1原発と同様な沸騰水型の原発です。新規制基準が7月に施行された後、関西電力や四国電力などの原発の安全審査が申請されていますが、全て加圧水型の原発です。その後、東京電力柏崎刈羽原発の6・7号機の安全審査が申請されていますので、島根原発が沸騰水型原発としては2例目となります。沸騰水型原発よりも加圧水型原発の方が、構造上格納容器が大きく、2次冷却水が直接放射性物質に触れないなどのために、比較的「安全」だとする人もいますが、2年以上経っても危機脱出の兆しすら見いだせない福島の現状を前にしては全く説得力はありません。沸騰水型も加圧水型も、非人道的な核燃料を使用する悪魔の「湯沸し器」であり、どちらも危険極まりない代物です。
島根原発の30キロ圏内には、約47万人が原発と隣り合わせで生活しています。3・11以前、福島第1原発の30キロ圏内に住んでいた人口の3倍以上が、島根原発の周辺にはいます。島根原発周辺は、日本海や宍道湖と中海に阻まれて、南北の通行が非常に難しい地理的事情があります。高齢者の割合が高く、介護などの援助が必要な人も多数います。島根県庁・松江市役所・地域中核病院・島根大学などの県や市の中枢機関が、原発から10キロ圏内に集中して点在しています。
島根原発でシビアアクシデントが発生した場合の避難計画を県が策定していますが、単なる机上の空論に過ぎません。住民も参加する避難訓練が何度か行われていますが、ごく少数の住民が事前に決められたルートを移動するだけの訓練で、全く現実を無視したものです。そもそも、原発が県庁所在地にあること、宍道湖や中海などがある地理的条件、介護が必要な高齢者が多い地域的特性等を考慮した、実効性がある広域避難計画など立案しようがありません。
福島の現実が如実に物語っているように、深刻な原発事故が発生した場合、影響を受ける範囲が30キロ圏内に限定されるわけではありません。3・11以前は、原発事故の影響を受ける地域として設定されていたのは、約10キロ圏内だけでした。その後、約30キロ圏内をUPZ(緊急時防護措置を準備する区域)、約50キロ圏内をPPA(プルーム〈放射性物質を含む大気が煙のように立ち上る現象〉通過時の被曝を避けるための防護措置を実施する地域)と定められています。しかし、原発事故の影響を受ける範囲が50キロ圏内までに拡大されたとしても、放射性物質の飛散は更に広範囲におよびます。「さよなら島根原発ネットワーク」のホームページには、事故の際の風向きによって異なる放射性物質の拡散シュミレーションがアップされていますので、是非ともご覧ください。シュミレーションによれば、島根原発に向けて北の風が吹けば広島市、北西の風が吹けば岡山市まで放射性物質が拡散し、瀬戸内海までも汚染されることが分かります。何としても、原発の再稼働を阻止しなければなりません。
12月1日、“NO NUKES えひめ"が行われます。四国電力伊方原発は再稼働に最も近いとされている原発の1つです。伊方原発再稼働を止めるのは市民の団結です、市民の力の結集です。1万人規模の結集が呼びかけられています。1万人といわず、数万人のデモで松山市の街頭を埋め尽くしましょう。松山市堀之内城山公園のやすらぎ広場に集まりましょう。
NAZEN 山陰 福間
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by nazensanin | 2013-11-28 22:04

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