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安倍政権とオバマ政権の核政策を絶対に認めない!

今年も8月6日と8月9日、広島と長崎に原爆が投下されて71年目が巡ってきました。71年経過しても、核廃絶どころか核削減すら進んでいません。それどころか、北朝鮮が新たに核を保有し、アメリカや中国などは核兵器の質あるいは量を「進化」させたり増加させたりしています。そうしたなか、8月6日の朝今年も原爆ドームの前で行われた、平和記念式典に安倍首相が参加することに抗議弾劾し、核廃絶と原発廃炉を訴える集会とデモに参加しました。週末だっためか、例年にも増して多数の人々が原爆ドーム周辺や平和記念公園を訪れていました。海外からと思われる人たちや若者の集団も多数見かけることができました。
5月オバマ大統領が、現職のアメリカ大統領として初めて広島を訪問し、平和記念公園の地に踏み入れました。そこで演説を行いましたが、「71年前、晴天の朝、空から死が降ってきて世界が変わりました」と始まるスピーチは、原爆投下をした米軍の現職最高司令官として、他人事のような全く無責任な論評に値しない内容でした。71年前の8月6日に、「死」が自律的に空から降ってきたわけではありません。「死」はあくまで、米国大統領と米軍の意図を貫徹するために、原爆投下によってもたらされたものです。ですから、「米国が原爆を投下し、罪のない多数の市民を大量殺害しました」と正確に散文で表現しなければなりません。
オバマ大統領の広島演説は他にも、主語が「私は」とか「わが国は」ではなく「私たち」であったり、核廃絶や核削減の行程や具体的数値目標に言及することが全くないなど、任期半年を切った米国大統領の欠陥だらけのスピーチでした。そして何よりも許しがたいのは、「核なき世界」称する演説の趣旨と正反対の核政策を推進していることです。オバマ政権は、2010年「核戦略の見直し(NPR)」を発表しています。表向き大統領の「核兵器のない世界」を追及するたに政権のアプローチを示すとされていますが、実際は効率的な核保有や核抑止力の強化などが盛り込まれています。つまり、プラハ演説や広島演説でうたわれている「核なき世界」は空虚な、いや人類に対する犯罪的言辞に他ありません。
米露の核削減条約である新戦略兵器削減条約(新START)は、老朽化した核のみを廃棄すれば済むような、穴だらけ抜け道だらけの欠陥条約です。それも、ロシアがクリミア半島を侵略してロシアに編入した事件などを契機にして、核削減は完全に停止してしまっています。一方で、米国では今後30年にわたる核兵器の近代化計画が、1兆ドルを費やして進行しています。トマホーク後継である新型長距離巡航ミサイルLRSOの開発、SLBM搭載原子力潜水艦やICBMミニットマンⅢの後継の開発が行われています。さらに、次期戦略爆撃機B-3に搭載される新型核兵器は、核威力の拡大と縮小(広島型の3倍〜2%)が可能で命中精度30m以内と、従来のミサイルよりはるかに高性能です。そのため戦略核と異なり、核ミサイル発射に踏み切る敷居が極端に低くなり、現実に使える核兵器です。
核廃絶に後ろ向きなのは米国やロシアを初めとした核保有国だけではなく、米国の核の拡大抑止に依存する日本も同様です。憲法で戦力保持が禁じられ、非核三原則によって核兵器とは無縁なはずです。しかし安倍政権は、「自衛のための必要最小限度を越えない限り、核兵器であると通常兵器であるとを問わず、これを保有することは憲法の禁ずるところではない」とする従来の政府見解を維持することを改めて表明しています。「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」という非核三原則も、有名無実化されています。日本国内、特に沖縄への核兵器持ち込みを許容する米国との密約文書の存在が明らかになっていて、非核三原則など完全に骨抜きにされています。
安倍首相は内閣改造し、核武装論者である稲田朋美防衛大臣を指名しました。かつて稲田朋美は「長期的には日本独自の核保有を単なる議論や精神論ではなく国家戦略として検討すべきだ」などと雑誌対談で述べています。安倍首相が一本釣りして政界に入れた、極右の国粋主義者であり、危険極まりない人物です。防衛大臣就任後の記者会見でも「現時点で核保有はあり得ない」としつつ「未来のことは申し上げる立場にない」とも語り、将来の核保有を否定しませんでした。小池新都知事も、同じ極右政治家です。かつて日本会議の会長などとの雑誌対談で「軍事上、外交の判断において、核武装の選択肢は十分ありうる。現実的議論ができる国会にしないといけない。」などと述べています。知事就任後も、「非核都市宣言」を行わないと明言しています。
広島の平和記念式典で安倍首相は「唯一の戦争被爆国として、非核三原則を堅持しつつ、NPT体制の維持強化の重要性を訴える。核兵器のない世界に向け、努力を積み重ねる。」などとウソっぱちの、原爆犠牲者に対する最大限侮蔑的スピーチをしています。安倍政権は拡大抑止「核の傘」が弱体化するとして、オバマ政権が核の先制不使用政策を検討し始めると直ちに反対の意を表明しています。また従来から日本政府は、核兵器を法的に禁止する核兵器禁止条約制定に反対していて、安倍政権も同じスタンスをとっています。さらに原発輸出を推進し、核の拡散を図ろうとしています。核の先制攻撃すら容認する安倍政権を断じて許すことはできません。
NAZEN 山陰 福間


旧世代の核は削減しながらも、ICBM(ミニットマンⅢ)、SLBM(潜水艦発射型=トライデントⅡ)、戦略爆撃機(B-2爆撃機など)は安定的に維持することを宣言しています。








稲田防衛大臣核保有
ヨーロッパ核共有化ドイツ核最新型反対デモ
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by nazensanin | 2016-08-13 20:41

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